2011年4月20日水曜日

積水ハウス ICタグを活用した施工現場の廃棄物リサイクル、全国展開へ

 積水ハウスは4月8日、ICタグを活用した建築廃棄物のリサイクルシステムを11月末までに全国展開すると発表した。施工現場で27種類に分別した建築廃棄物の回収袋にICタグを貼付し、廃棄物の種別と発生量、排出時の状況をデータ集計?分析。開発や生産、施工現場など各部門にフィードバックする。今回の「次世代型ゼロエミッションシステム」導入で、2010年度には住宅施工現場の廃棄物発生量を前年度比10%削減する。廃棄物削減と資源の有効活用で、実施3年後には年間約3億円のコストダウンを見込む。

 同社はこれまでに生産現場や新築施工現場、アフターメンテナンス、リフォーム施工現場で、熱回収を伴わない焼却、廃材の埋立処分を行わないゼロエミッションを達成している。

 2007年1月から同システムを国土交通省の助成事業として全国22の支店で試験的に実施。今回、一部、環境省の助成を受けて本格運用を始めることになった。

引用元:RMT

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