日本代表のアルベルト?ザッケローニ新監督(57)が1日、就任後の初仕事としてナビスコ杯準々決勝第1戦FC東京‐清水戦(味の素)を視察した。時差ボケが残る中、胸を開けた白いシャツにジーンズという“ちょい悪”スタイルでJ公式戦を初観戦。エース候補であるFW森本貴幸(22)を育てるため、所属するセリエAカターニアのジャンパオロ監督に積極起用するよう異例の要請をすることも分かった。9月の2試合はスタンド観戦となるが、2日から横浜市内で行われる事前合宿には参加する。
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“ちょい悪”だった。ザッケローニ新監督は試合開始約1時間前、原技術委員長が運転する車で会場に到着。白いシャツのボタンを胸元まで開け、ジーンズ姿で登場だ。穏和な表情で報道陣が殺到する入り口へ進むと、「ボナセーラ(こんばんは)」とあいさつした。
メーンスタンド上の特別室で、関塚コーチが用意した顔写真入りのプロフィールを見ながらの視察。原技術委員長には「時差ぼけで寝られなかった」と漏らしたが、個々の選手の名前を出し、関塚コーチに質問しながら熱心に観戦した。同席した早川トレーナーは「雰囲気はジーコさんに似てる」と明かした。
またこの日、W杯招致のためのロビー活動から帰国した日本協会の小倉会長によると、新監督は「うまくいけば次のエースになる」とFW森本の潜在能力を買う一方、カターニアで出場機会に恵まれていないことを憂慮。「成長できるように連絡を取れるようにしたい」と、出場機会を与えるようジャンパオロ監督に要請する意向という。また10月のアジア大会を視察し、来年1月のアジア杯に向けて中東勢対策を練る方針であることも分かった。
「やっとJの試合を生で見られてうれしい。選手の情報を集められた。これからがスタート」と初視察の感想を明かした新監督。9月の2試合はスタンド観戦となるが、事前合宿集合日の2日には選手に向けて訓辞を行う予定。“ザック?ジャパン”は、もうスタートしている。
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引用元:ロハン(新生R.O.H.A.N) 専門サイト
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11 年前
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